自宅は周囲に内緒で売却することもできますか?

 

自宅を所有している人でもローンの支払いができずにやむを得ず売る人は少なくありません。10人が住宅ローンを組んで自宅を購入した場合、1割ぐらいの人が住宅ローンの支払いができずに売却をしなければならないところまで追い込まれるのです。その理由は様々ですが、会社をリストラされたり、ボーナスをカットされた場合などが主な理由になっています。

 

本来、ローンが残った状態で家を売るためには、その家のローンの残高よりも売却価格の方が高くない売ることはできません。もし、売却価格よりもローンの残高の方が多ければ売ることができず、やがて裁判所に差し押さえられて競売にかけられ、第三者に売却をされることになります。競売にかけられると、官報に掲載されるため多くの人に知られることになります。ですが、多くの人はローンが払えないから自宅を売らなければならない場合には近所・親戚などには知られたくないはずです。

 

実は、ローン残高の方が多くても自宅を売ることはできます。任意売却をすればいいのです。任意売却は債権者と債務者(売り主)とその間に入ってくれる不動産会社の三者の取り決めで行うことができるのです。

 

では、近所や親戚に知られずに自宅を任意売却することはできるでしょうか。結論から言うと可能になります。ただ、この場合には、普通に売るよりも売れにくくなります。なぜなら広告を出すことができないからです。普通、住宅を売る場合には新聞折込みやポストに入れるチラシ、そしてインターネット上のサイトで宣伝をします。

 

ですが、非公開物件にしたい場合にはそれができません。では、どのように売るのかと言えば、特定の不動産会社に行くこと閲覧することができます。公に公表はされていませんが、不動産会社の営業マンに「実は非公開物件があるんですよ」などと言われ机の下からおもむろに非公開物件の資料を提示してくれるのです。このようにすれば、ごくごく限られた人にしかその情報を閲覧されることはありませんし、全く売却ができない訳ではないのです。